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大学四年生は今すぐ奨学金を見直せ!

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大学生の皆さん、奨学金は借りていますか?

今回は奨学金の中でも1番借りている人が多いであろう日本学生支援機構の奨学金について書いていこうと思います。

ちなみにこれは第二種奨学金、つまり利子ありの方向けの記事です。でも第一種奨学金を借りている人も良かったら読んでくださいね。

【目次】
1.第二種奨学金は利子を付けなければならない
2.利子を最小限に抑えるためには?
3.もっと利子を減らしたい人へ
4.まとめ

第二種奨学金は利子を付けなければならない

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第二種奨学金は第一種と違って利子をつけて返さなければなりません。利率固定方式でも利率見直し方式でも最大3%の年利となっています。

どれくらい借りてどれくらい返すのかというのは毎年渡される貸与額通知書や、4年次に渡される貸与奨学金返還確認票に記載されていると思いますが、改めて確認してみましょう。

大学4年間(48ヶ月)第二種奨学金を借りた場合の返済例

貸与月額(円) 貸与総額(円) 返済月額(円) 返済回数(回) 返済総額(円)
3万円 144万円 11,293円 156回(13年) 1,761,917円
5万円 240万円 16,769円 180回(15年) 3,018,568円
8万円 384万円 21,531円 240回(20年) 5,167,586円
10万円 480万円 26,914円 240回(20年) 6,459,510円
12万円 576万円 32,297円 240回(20年) 7,751,445円

どうですか?貸与総額と返済総額を比べてみると利子もバカにできない事がわかります。
(ただし、この表や貸与額通知書、貸与奨学金返還確認票の利率は最大の利率3%で計算されています。)

利子を最小限に抑えるためには?

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これだけ利子がかかることを考えるとなるべく最小限に抑えたいですよね。どうすれば良いのでしょうか。

①卒業直後に全額返済する

卒業までは奨学金の利子は計算されないので卒業直後に全額返済すれば利子は0%です。しかし奨学金は大学の学費に充てている人が多いと思われます。ですのでこの方法はあまり現実的ではありません。ちなみに利子は卒業後、最初の返済月(貸与終了月から7ヶ月目の27日)までは年利計算ではなく日数単位で計算されます。

②利率見直し方式に変更する

奨学金を借りるときに利率の計算方法を決めたと思います。
貸与終了から返済が終わるまで利率が固定される利率固定方式と、貸与終了から5年毎に利率が変化する利率見直し方式があります。これ、実は貸与期間中であれば変更が可能なのです。

利率固定方式は5年後10年後に突然利率が上がることがない安心があり、利率見直し方式は固定方式と比べて利率が低いですが後々利率が上がる可能性があります。

これ、どっちのほうが良いのでしょうか?
未来のことはわからないので断言はできませんが、私は利率見直し方式の方が得だと思っています。

日本学生支援機構の貸与利率一覧を見ると、利率見直し方式は現在0.01%となっています。ほぼ0です。(5年後10年後にまた変わりますが)

繰り上げ返済も可能なのでどんどん返済して低金利のうちに返しきりたいものです。

ただ比べてみましたが現状は固定の方が安心かもしれませんね。(充分低金利ですので。)

③奨学金を卒業までに辞退する

先程外部リンクで利率の一覧を貼りましたが、現状金利がとても低いです。卒業までの数ヶ月で大きな変動があるかはわかりませんが、表を見て「金利低いな」と思ったあなたは今のうちに辞退申請をすれば利率は貸与終了月のものが適応されるので安心です。

返済開始は貸与終了月の7ヶ月目の27日ですが、在学届を提出すれば返済開始月を伸ばすこともできます。ぜひご活用ください。

私のおすすめは②と③を併用することです。自分の納得いく利率算定方法で自分の納得いく利率のときに奨学金を辞退しましょう。
ちなみに②と③を同時に申請するときは
第二種奨学金「利率の算定方法」変更届
異動願(届)
在学届
・リレー口座加入申込書

が必要です。

異動願(届)、在学届、リレー口座加入申込書は自分の記入とハンコのみで済みますが、算定方法を変える場合は連帯保証人のサインと実印、保証人のサインと実印とそれぞれの印鑑登録証明書が必要となりますのでお考えの方はお急ぎください。(機関保証の場合は自署のみで提出可能)

もし奨学金辞退をしたい場合は、希望貸与終了月の10日までに必着とのことなので今のうちです。

もっと利子を減らしたい人へ

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もっと利子を減らしたい人に裏技(といっても正攻法ですが)があります。

それは、返還期間猶予と繰り上げ返済です。

返還期間猶予中は利子が増えることも減ることもありません。

しかし、繰り上げ返済では繰り上げ返済分の利子が無くなります。

つまり、返還期間猶予中に返す予定だった分を貯金しておき、返還期間猶予直後に貯金分を繰り上げ返済するということです。

返還期間猶予願いを提出できるのが年収300万円以下の場合なので初任給20万くらいの社会人一年目の人なら多くの人が使えるものだと思います。

返還期間猶予についてはこちらからどうぞ。

まとめ

奨学金は最初に登録してから月々の貸与額や貸与期間など変更することが可能です。また貸与終了後も在学している場合は在学届、返済が困難な場合は返還期限猶予、それ以外にも返済を無理なく続けられるようなシステムがたくさんあります。金利も他と比べて低く、給付型と大きな違いがあるとは言え利用者に優しいものだと思います。自分に合った返済生活を謳歌しましょう。それでは読者の皆様に充実した返済ライフを。(私も頑張ります。)

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